北陸旅1日目 金沢の道はわかりにくい!
この夏は建築を見に行こう!と心に決め、迎えた夏休み初日、さっそく建築巡りの旅に出かけました。行き先は初訪問の金沢。
朝5時に出発、鯖街道を疾走して若狭の綺麗だと噂の海へ寄り道。その後は、国道8号線で敦賀湾を眺めつつ山越え。途中見えた杉津の集落は、真っ青な海と統一された黒瓦の家々が印象的でちょっとした絶景でしたね。武生からは北陸道で金沢へ直行。なんやかんやゆっくり走ったので到着は昼前になりました。
水晶浜 透明な海水と白浜が美しかった!
さて、何の土地勘もなく金沢の町へ放り出された訳ですが、運転に大苦戦。まず道がぐにゃぐにゃ、五叉路、三叉路のオンパレードで方向感覚なんてあったもんじゃない。さらに、1本脇道へ入ると、そこは大抵一方通行。どんどん細い道へと誘われてしまいます。やっとのことで鈴木大拙館へ行けたのですが、周辺駐車場は満車、しかも最大料金なし。
ここで気付きました。金沢は京都と同じ。車で回るのは無謀。さっさとどこかに車を乗り捨て、バス・徒歩で周るべきだと。金沢駅周辺まで戻ることにしました。この時通った香林坊〜武蔵交差点はデパートや商業ビルが立ち並び、金沢は北陸の中枢都市なのだぞと感じさせられましたね。
こうして彷徨っているうちに昼時となり、金沢のソウルフード「ハントンライス」を食べに、老舗「グリルオーツカ」へ向かいました。ハンはハンガリー、トンはロシア語でマグロを意味するそうです。(現在はマグロではなく、白身魚のフライが乗っています。)濃厚なケチャップライスに、玉子とマヨネーズがよく絡んで癖になる味、白身魚とエビのフライもあって飽きないですね。見た目以上の満腹感と満足感を得ることができました。
と、かなり前置きが長くなってしまいましたが、腹ごしらえしたところで、いよいよ金沢建築巡りのスタートです。